皆さんお加減どうですか?
どうも。「いつも診る院長」清水です。
よくね、患者さんに聞かれるんですよ。
「おすすめの精神科ってありますか?」
もちろん、担当医との相性が大事なのですが、
こればっかりは巡り合わせというものです。
ですので、今日は担当医の相性以外で、
検討できるポイントを紹介していきます。
@dr_shimizu
主治医制(担当医制)である
精神科は、
これまでの病歴をいかに知っているかが、
治療考える上で大事なポイントになってきます。
また、これまでの治療の反応性や、
言葉かけに対する反応、表情なども知っていることが、
病態を理解するヒントになります。
もし、毎回違う先生が担当していたら、
これは・・・不可能と言っていいですね。
それに、主治医制でない場合、責任が分散されるので、
治療がうまくいってなかったとしても
「まあいいか・・・次の先生がなんとかしてくれるだろう」
とひたすら同じ治療が継続されるケースが多く散見されます。
精神科専門医、もしくは精神科指定医が在籍している
精神科は、外科などと異なり、治療の成果が見えにくい診療科です。
標準的な治療をしても、うまくいかないケースも多くありますので、
うまくいかなかった時、
標準的な治療をした上で、うまくいっていないのか、
標準的な治療をなされていなくて、うまくいっていないのか、
わからないって事なんですよ。
つまり、医師の力量が見えにくい診療科とも言えます。
その上で、あえて言います。
精神科、無茶苦茶適当な先生も結構います・・・
そこで、患者さん目線としては、その医師が
「精神科指定医」「精神科専門医・指導医」などの
有資格者なのか、確認していただけると良いかと思います。
少なくとも年単位でトレーニングを受けてこなければ、取得できない資格なので、
標準的な治療ができる、一つの基準になると思います。
自立支援の指定医療機関である
精神疾患は、長期的な治療が必要となるものも多く、
一度改善しても再発を繰り返しがちです。
年単位の長期的な関わりになることも多くあります。
そのような場合、治療費が1割負担になる自立支援医療を受けられるかどうかは、
かなり大きいと思います。
みなさんのおかかりの医療機関がそうなっているか、
是非、確認してみて下さいね。
いかがでしたでしょうか。
ちなみに当院は、上記全ての条件を満たした、
イケてる病院です!!
それでは皆さん、お大事に。
更新:2024.1.20
ライトメンタルクリニック院長
日本精神神経学会認定専門医/精神保健指定医/薬物療法研修会修了/認知症サポート医