魅惑の読心術
皆さん、お加減どうですか?
どうも、いつも診る院長、清水です。
今日は、「人の心を読む」という、
魅惑の心理テクニックを、
ご紹介したいと思います。
悪用厳禁ですよ!では、どうぞ!
顔の左半分には本音が出る
私たち人間は、感情を司る「右脳」と理論的思考を司る「左脳」を持ちますが、
顔の左側は右脳の支配を、右側は左脳の支配を受けています。
ということは、左側の表情は、感情的な面が出やすく
「取り繕いにくい」ということになります。
そのような理屈でいくと、
相手の本音を見抜くなら、
表情や動作の左半分を見ると良い、ということになります。
手は口ほどに物を言う
手の状態は、心理学的に重要なサインとなり得るようです。
下記に、例を列記します。
両手を重ねる
自然な状態。相手に対してフラットな状態である。
指を広げている
リラックスして、オープンな状態
手のひらを見せる
心がオープンな状態で、相手に親密な気持ちを持っている
手をそわそわと動かす
何かを考えている状態。
指でテーブルを叩いている
苛立ちのサイン。
手をこすっている
ストレスを感じており、不安を取り繕おうとしている
拳を握っている、腕を組む
拒絶、敵意、警戒・緊張のサインである。握りや組み方が固ければ固いほど、その気持ちが強い。
テーブルの下に手を隠す
自分の気持ちを悟られたくない、接近を拒否したいというサイン。
ポケットに手を入れているのも、同じ意味。
口元、鼻先に手をやる
緊張、不安を感じているサイン。動揺を悟られまいとしている。
足に現れるココロのサイン
手と同じく、足も心のメッセージを反映していることがあります。
足を組む
心の壁を作ろうとしており、やや緊張している状態。女性の場合、セクシーアピールの可能性もある。
足を閉じている
緊張、警戒、拒否のサインであり、「相手に踏み込まれたくない」というメッセージ。
足を開いている
相手に心を開いている。男性の場合、周囲への威嚇、というメッセージもある。
つま先の向き
注意の方向を示している。例えば、話し手に向いていれば興味がある、という解釈になるし、
出口に向いていれば「帰りたい」というメッセージとなる。
目の動きが表すメッセージ
目が泳ぐ
不安、緊張がある。考えをめぐらせている。
視線を逸らす、うつむく
相手を恐れていたり、やましいことがある場合に隠そうとする場合に多い
瞬きの回数が増える
緊張や不安の現れ。話題を変えたいと思っている。
サングラスを外さない
動揺を隠そうとしている。
目を不自然に合わせてくる
威圧、攻撃を意味する。女性の場合、嘘をついているときに悟られまいとして合わせてくることも。
緊張は姿勢に出る
人は緊張していると、たびたび姿勢を変えたりして落ち着かなくなるそうです。
また、椅子に浅く腰掛けているのは「早くこの場から去りたい」という気持ちを表しています。
逆に深く腰掛けているのは、リラックスしている証拠です。
嘘は会話量に出る
嘘をついている時は、人は無意識に普段と異なる動き、
表情、会話をしてしまうようです。
会話量の変化は、嘘を見破りやすいツールの一つです。
というのは、嘘をつこうとすると、
「追求されたくない」「バレたくない」という心理が働くため、
普段以上に話したり、話さなかったりするようです。
口癖からわかる性格
「要するに・要は・つまり」
分析好き、自信家、支配的。「考えがまとまっていない」状態を示す。
「一応・ひとまず・とりあえず」
自信がない、不安、頑固者。「自分の意思ではない」ということを伝えている。
「でも・しかし・だけど」
慎重、用心深い。ネガティブ。
「すごく・絶対・めっちゃ」
自己愛が強い・感情的・楽しいもの好き
「私は・俺は・僕は」
自己顕示欲が強い、個性的。「自分は他とは違う」というメッセージを示している。
「まあ・〜って感じ・かも」
自信がない、協調的、優しい
まとめ
いかがでしょうか。
今日は、「心理学を使った読心術」をご紹介しました。
今後も引き続き、役立つ心理学の記事を書いていきます。
コメント、お待ちしております。
それでは皆さん、お大事に。
更新:2024.4.23
ライトメンタルクリニック院長
日本精神神経学会認定専門医/精神保健指定医/薬物療法研修会修了/認知症サポート医