

オゼンピックの料金
オゼンピック
来院時にリスク評価を行い、安全に使用可能と判断された方には1本から処方可能です。
また、副反応予防の観点から、初回は0.25mgからの開始を推奨しています。
※金額はすべて税込み表記です。
2mg 1本
2mg 1箱2本セット
¥16,000
¥30,000
針・酒精綿
(8回分)〜
¥1,100
診察料
¥1,100
オンライン配送料
¥1,100
オンライン離島配送料
¥2,200
診察料・送料を含む総額
オゼンピックの処方に必要な費用は、薬剤費・診察料・送料の合計です。料金表には、実際にお支払いいただく総額が分かるよう、用量・本数ごとに合計費用を記載しています。来院での診療は送料がかかりません。オンライン診療の場合は、薬剤費と診察料1,100円に加えて送料1,100円が必要です。
| 製剤 | お薬代 | 来院 | オンライン |
|---|---|---|---|
| オゼンピック皮下注2mg 1本 16,000円 | お薬代 16,000円 | 来院 17,100円 | オンライン 18,200円 |
2本をまとめてご処方する場合、1本あたりの価格が下がります。
| 製剤 | 2本セットのお薬代 | 1本ずつ処方した場合との差額 |
|---|---|---|
| オゼンピック皮下注2mg 1本あたり 15,000円 | 2本セットのお薬代 30,000円 | 差額 2,000円お得 |
料金設定に対する当院の考え方
オゼンピックを体重管理目的で処方する場合は自由診療となり、診察料や薬剤費は全額自己負担です。当院では、必要な診療と安全管理を維持しながら、治療を継続しやすい料金設定に努めています。
診療、処方の流れを標準化
予約、事前問診、医師の診察、処方、治療開始後の確認までの流れを整理し、医療の質に直接関係しない事務負担を抑えています。
過度な広告費を価格に上乗せしない運営
広告費や販売促進費を必要以上に価格へ転嫁せず、診療に必要な費用を中心とした料金設計を行っています。
継続性を重視した価格設定
一時的な処方だけでなく、医師の管理を受けながら無理なく治療を継続できることを重視して、料金を設定しています。
価格を抑えていますが、診察や副作用への対応を簡略化することはありません。
オゼンピックの仕組みと体重管理への作用
オゼンピックは、GLP-1受容体に作用する週1回投与の注射薬です。有効成分はセマグルチドで、国内では2型糖尿病の治療薬として承認されています。糖尿病の治療ではなく、体重管理のみを目的として処方する場合は、自由診療による適応外使用となります。
なお、「オゼンピック皮下注2mg」の2mgは、1回に2mgを投与するという意味ではなく、1本の注入器に含まれるセマグルチドの総量を示しています。実際の1回投与量は、医師の判断により0.25mg、0.5mgまたは1.0mgに設定します。
GLP-1受容体作動薬とは

私たちの体では、食事をとると消化管から「インクレチン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。GLP-1は代表的なインクレチンのひとつで、血糖値が高いときに膵臓からのインスリン分泌を促し、グルカゴンの分泌を抑えることで、食後の血糖上昇を調整します。
セマグルチドは、体内のGLP-1と同じ受容体に作用するように設計された薬です。血糖値に応じてインスリン分泌を促すほか、胃から腸へ食べ物が移動する速度をゆるやかにし、脳の食欲調節に関わる部位へ働きかけます。これにより、空腹感が抑えられ、少ない食事量でも満腹感が続きやすくなることがあります。
| 項目 | 従来のGLP-1受容体作動薬 | チルゼパチド(マンジャロ) |
|---|---|---|
| 作用するホルモン | 従来のGLP-1GLP-1 | マンジャロGIP と GLP-1 |
| 代表的な薬剤 | 従来のGLP-1オゼンピック、リベルサス | マンジャロマンジャロ |
| 投与方法 | 従来のGLP-1週1回の注射 Or 1日1回の内服 | マンジャロ週1回の注射 |
体重管理との関係
オゼンピックが国内で承認されている効能は、2型糖尿病の治療です。体重管理を目的とした処方は適応外使用にあたり、自由診療となります。当院では、適応外使用であることや期待できる作用、副作用について説明し、医師が適応を判断したうえで処方します。
注射は週1回、ご自身で行います。オゼンピック皮下注2mgは複数回使用するペン型製剤で、使用時に注射針を装着し、医師の指示に従って投与量を設定します。なお、「2mg」は1回の投与量ではなく、1本に含まれる有効成分の総量です。
食欲と満腹感に働きかける仕組み

オゼンピックは、脳・胃・膵臓の3か所に働きかけます。それぞれの作用が重なることで、無理に我慢しなくても食事の量が自然に減っていきます。
これら3つの作用によって、自然と食事の量が減り、摂取するエネルギーが少なくなることが、体重の変化につながります。
セマグルチドはGLP-1受容体作動薬で、食欲を抑える働きや、満腹感を保ちやすくする働きが期待されます。
セマグルチドの臨床試験結果
セマグルチドは、肥満または過体重の成人を対象とした国際第Ⅲ相試験において、食事療法・運動療法と併用することで、体重を減少させる効果が報告されています。
ただし、体重の変化には個人差があり、開始時の体重、食事・運動習慣、投与量、治療期間などによって異なります。

肥満または過体重の成人1,961人を対象とした国際第Ⅲ相試験では、セマグルチド2.4mgまたはプラセボを週1回、68週間投与しました。参加者はいずれも糖尿病を有しておらず、食事のカロリー制限と身体活動の増加を併用しました。68週後の平均体重変化率は、セマグルチド2.4mg群で-14.9%、プラセボ群で-2.4%でした。5%以上の体重減少を達成した割合は、セマグルチド2.4mg群で86.4%、プラセボ群で31.5%でした。
※本試験で使用されたのは、セマグルチド2.4mgを週1回投与する肥満症治療の用量です。オゼンピック皮下注2mgの「2mg」は1本に含まれる有効成分の総量であり、1回投与量ではありません。オゼンピックでは、1回0.25mg、0.5mgまたは1.0mgを投与するため、本試験の結果をオゼンピック使用時の効果として直接保証するものではありません。
オゼンピックによる体重管理を検討しやすい方・慎重な判断が必要な方
食事量や間食のコントロールが難しい方
食事量や間食を減らせない背景には、意志の問題だけでなく、食欲や満腹感を調節する身体の仕組み、睡眠不足、ストレスなどが関係することがあります。オゼンピックの有効成分であるセマグルチドはGLP-1受容体に作用し、食欲を抑え、満腹感を得やすくすることで、食事量の調整を支えます。
一方、過食後の嘔吐、極端な食事制限、体重増加への強い恐怖などがみられる場合は、摂食障害を含めた慎重な評価が必要です。当院では、体重だけでなく食行動や心身の状態も確認し、処方が適切かを判断します。
週1回の注射を希望する方
オゼンピックは、週1回使用するペン型の皮下注射薬です。毎日の服薬が負担に感じる方や、服薬を忘れやすい方にとって、生活に取り入れやすい場合があります。
注射は原則として毎週同じ曜日に行い、使用時に新しい注射針を取り付け、医師から指示された投与量を設定します。初回は診察時に使用方法をご説明し、安全に自己注射を行えることを確認します。なお、製品名の「2mg」は1本に含まれる有効成分の総量であり、1回の投与量ではありません。
なお、国内で承認されているオゼンピックの効能・効果は2型糖尿病です。体重管理を目的とする処方は適応外使用となるため、期待できる作用や副作用などをご説明したうえで、医師が個別に処方の可否を判断します。
処方できない方・個別評価が必要な方
原則として処方できない方
次に該当する方には、電子添文上の禁忌または当院基準により、 原則としてオゼンピックを処方していません。
- セマグルチドまたはオゼンピックの成分に対し、 過敏症を起こしたことがある方
- 1型糖尿病、糖尿病性ケトアシドーシス、 糖尿病性昏睡または前昏睡の方
- 重症感染症、緊急手術などにより、 全身状態が不安定な方
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方、 または2か月以内に妊娠を予定している方
- 授乳中の方 (当院基準)
- ウゴービ、リベルサスなど、 ほかのセマグルチド含有製剤を使用している方
- ほかのGLP-1受容体作動薬や、 マンジャロ・ゼップバウンドなどの GIP/GLP-1受容体作動薬を使用している方 (当院基準)
- 18歳未満の方、または70歳以上の方 (当院基準)
- BMIが17以下の方、または著しい低栄養状態にある方 (当院基準)
医師による個別評価が必要な方
次に該当する場合は、既往歴、治療状況、併用薬や検査結果を確認し、 処方の可否を慎重に判断します。
糖尿病で治療中の方
糖尿病の種類、血糖コントロール、合併症、 インスリンやスルホニル尿素薬などの併用薬を確認します。 低血糖を防ぐため、併用薬の減量や主治医との連携が 必要になる場合があります。
DPP-4阻害薬を使用している方
DPP-4阻害薬とGLP-1受容体作動薬を併用した場合の 有効性と安全性は確立していません。 原則として併用を避け、糖尿病主治医と治療内容を調整します。
膵炎・胆石・胆道疾患の既往がある方
膵炎、胆石症、胆嚢炎、胆管炎などの既往がある方は、 再発や症状悪化の可能性を踏まえて慎重に判断します。 持続する強い腹痛や嘔吐がある場合は処方できません。
重い胃腸障害や腸閉塞の既往がある方
重度の胃不全麻痺、強い便秘、腹部手術または 腸閉塞・イレウスの既往がある方は、 胃内容排出の遅延や腸閉塞のリスクを踏まえて評価します。
腎機能や水分摂取に不安がある方
腎機能障害がある方、脱水を起こしやすい方、 嘔吐や下痢が続いている方は、症状や検査結果を確認します。 脱水に伴って急性腎障害を起こすことがあります。
栄養状態・食行動に問題がある方
BMIが17を超えて18未満の方、食事量が極端に少ない方、 過食後の嘔吐、極端な食事制限、体重増加への強い恐怖など、 摂食障害が疑われる方は慎重な評価が必要です。
糖尿病網膜症や眼の病気がある方
急激な血糖改善によって糖尿病網膜症が顕在化または 悪化することがあります。 糖尿病網膜症がある方や、急な視力低下・視野異常がある方は、 眼科との連携を含めて判断します。
甲状腺髄様癌などの既往・家族歴がある方
甲状腺髄様癌の既往がある方、または甲状腺髄様癌や 多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴がある方では、 オゼンピックの安全性が確立していません。 個別に慎重な判断が必要です。
手術・検査を予定している方
全身麻酔または深い鎮静を伴う手術・検査を予定している方は、 胃内容物の残留や誤嚥のリスクを踏まえ、 投与時期や休薬の要否を麻酔担当医と個別に調整します。
処方の可否は、年齢やBMIだけでなく、既往歴、栄養状態、 糖尿病の治療状況、併用薬、検査結果などを踏まえて 医師が総合的に判断します。上記以外でも、 安全性を十分に確保できないと医師が判断した場合は、 オゼンピックを処方しないことがあります。
症例写真
当法人 理事長の場合
※オゼンピック0.25mgを1週間に1度を4回、同0.5mgを1週間に1度を4回、及び同1.0mgを1週間に1度を3回皮下注射。
費用としてオゼンピック2mg3本で53,400円(当時の費用)。
投薬時、悪心や嘔吐、便秘などの消化器症状や、稀に急性膵炎、胆石症などが発生する可能性があります。
また、効果や副作用には個人差があります。
治療開始時20代後半・男性
オゼンピックを8週間投与し、体重は治療開始時から7.8kg減少しました。
※オゼンピック0.25mgを1週間に1度を4回、同0.5mgを1週間に1度を4回、合計8週間分腹部に皮下注射。
費用としてオゼンピック1本で17,800円(当時の費用)。服薬時、悪心や嘔吐、便秘などの消化器症状や、稀に急性膵炎、胆石症などが発生する可能性があります。
また、効果や副作用は個人差があります。
治療開始時20代後半・女性
オゼンピックを8週間投与し、体重は治療開始時から9.4kg減少しました。
※オゼンピック0.25mgを1週間に1度を4回、同0.5mgを1週間に1度を4回、合計8週間分腹部に皮下注射。
費用としてオゼンピック1本で17,800円(当時の費用)。
服薬時、悪心や嘔吐、便秘などの消化器症状や、稀に急性膵炎、胆石症などが発生する可能性があります。また、効果や副作用は個人差があります。
オゼンピックの副作用と安全性
比較的よくみられる副作用
オゼンピックで比較的よくみられる副作用は、悪心、下痢、便秘、嘔吐、食欲減退などです。電子添文では、これらは5%以上に認められた副作用として記載されています。このほか、腹部不快感、消化不良、腹部膨満、腹痛、げっぷなどがみられることがあります。
症状の現れ方や程度には個人差があります。特に治療開始後や増量後は消化器症状が現れやすいため、症状が強い場合は自己判断で増量せず、医師へご相談ください。状態に応じて、増量の延期、用量の調整、投与の一時中止などを検討します。
嘔吐や下痢が続くと、脱水を起こして腎機能に影響することがあります。水分をとれない、尿量が減る、強いだるさやめまいがある場合は、早めに医療機関へご相談ください。
速やかな受診が必要な副作用
オゼンピックの副作用には、頻度は高くないものの、速やかな診察や治療が必要となるものがあります。次のような症状が現れた場合は、自己判断で次回の投与を行わず、速やかに医療機関へご相談ください。
持続する激しい腹痛や、背中に広がる腹痛、繰り返す嘔吐がある場合は、急性膵炎の可能性があります。
右上腹部の強い痛み、発熱、皮膚や白目が黄色くなる症状がある場合は、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などの可能性があります。
高度の便秘、強い腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐がある場合は、腸閉塞を含むイレウスの可能性があります。
冷汗、手の震え、動悸、強い空腹感、めまい、意識がもうろうとするなどの症状は、低血糖の可能性があります。特にインスリン製剤やスルホニル尿素薬を併用している方は注意が必要です。
息苦しさ、顔や唇・舌の腫れ、全身のじんましんなどが現れた場合は、重いアレルギー反応の可能性があるため、直ちに救急受診してください。
症状が現れたときの対応目安
水分がとりにくい、嘔吐や下痢が続く、 冷汗・手の震え・強い空腹感などがある
持続する強い腹痛、黄疸、繰り返す嘔吐、 高度の便秘や便・ガスが出ない
呼吸困難、顔や喉の腫れ、 意識障害、けいれん
1 低血糖・脱水 早めの対応が必要な症状 早めに相談
低血糖の症状
- 冷汗、顔面蒼白、手の震え、動悸
- 強い空腹感、頭痛、めまい、吐き気
- 脱力感、強いだるさ、視覚の異常
- 集中しにくい、反応が鈍い
脱水の症状
- 嘔吐や下痢が続く
- 水分を十分にとれない
- 尿量の減少、口の渇き、立ちくらみ
- 強いだるさ、ふらつき
症状が続く場合は、次回の診察を待たずに医療機関へご相談ください。 オゼンピック単独では低血糖を起こしにくいとされていますが、 インスリン製剤やスルホニル尿素薬などを併用している方では、 低血糖の危険性が高くなることがあります。 意識障害やけいれんがある場合は、直ちに救急要請してください。
2 急性膵炎 速やかに受診
- 嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛
- みぞおちから背中に広がるような痛み
- 強い吐き気や繰り返す嘔吐
急性膵炎が疑われる場合は、次回のオゼンピックを投与せず、 速やかに医療機関を受診してください。 急性膵炎と診断された場合は、再投与できません。
3 胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸 速やかに受診
- 右上腹部やみぞおちの強い痛み
- 発熱、悪寒、吐き気
- 皮膚や白目が黄色くなる
- 尿の色が濃くなる
- 便の色が白っぽくなる
腹痛に発熱や黄疸を伴う場合は、 胆嚢や胆管の病気が疑われるため、 速やかに医療機関を受診してください。
4 イレウス 腸閉塞を含む 速やかに受診
- 高度の便秘
- 強い腹痛や持続する腹痛
- 腹部の強い張りや著しい膨満
- 繰り返す嘔吐
- 便やガスが出ない
強い腹痛や嘔吐、高度の便秘、 排便・排ガスの停止がある場合は、 次回のオゼンピックを投与せず、 速やかに医療機関を受診してください。
5 重いアレルギー反応 血管性浮腫など 救急要請
- 息苦しさ、呼吸困難
- 喉、舌、唇、顔、まぶたの腫れ
- 全身のじんましんや強いかゆみ
- 声がかすれる、飲み込みにくい
- 強いめまい、意識が遠のく
呼吸困難、顔や喉の腫れ、意識障害などがある場合は、 通常の診療を待たず、直ちに救急要請してください。
強い症状や普段と異なる症状がある場合は、 自己判断で次回のオゼンピックを投与せず、 医療機関へご相談ください。 オゼンピックは投与中止後も作用が続く可能性があります。 緊急性が高い場合は、当院への連絡よりも救急要請を優先してください。
オゼンピックの体重管理目的での使用は、国内で承認された2型糖尿病の治療とは異なる適応外使用であり、自由診療となります。副作用が生じた場合の診察・検査・治療に要する費用は、診療内容や受診先によって自己負担となることがあります。また、適応外使用に伴う健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の給付対象とならない可能性があります。
副作用を抑えるためのポイント
オゼンピックの副作用を完全に防ぐことはできませんが、 食事や水分のとり方、医師による適切な投与量の調整によって、 吐き気や胃もたれなどを軽減できる場合があります。
1 一度に食べすぎない
1回の食事量を少なめにし、ゆっくり食べましょう。 満腹感を感じたら、無理に食べ続けないことが大切です。 食事を数回に分けて少量ずつとる方法もあります。
2 脂肪分の多い食事を控える
揚げ物や脂肪分の多い食事は、吐き気、胃もたれ、 胸やけなどの症状を悪化させることがあります。 症状がある間は、消化しやすい食事を少量ずつとりましょう。
3 水分を少量ずつ補給する
嘔吐や下痢、食欲低下があると、脱水を起こすことがあります。 一度に大量に飲まず、水分を少量ずつこまめに補給してください。
水分がとれない、尿量が減る、立ちくらみや強いだるさがある場合は、 次回の診察を待たず、早めに医療機関へご相談ください。
4 便秘を予防する
水分を十分にとり、体調に応じて適度に身体を動かしましょう。 食物繊維は急に増やすと腹部の張りが強くなることがあるため、 体調を確認しながら少しずつ取り入れてください。
強い腹痛、繰り返す嘔吐、高度の便秘、 便やガスが出ないなどの症状がある場合は、 単なる便秘として様子をみず、速やかに受診してください。
5 自己判断で投与量を増やさない
消化器症状は、治療開始後や投与量を増やした後に 現れやすくなることがあります。 効果を急いで自己判断で投与量を変更せず、 医師から指示された量を投与してください。
症状が強い場合は、投与量の維持、増量の延期、 減量または一時中止などを検討します。 次回の診察を待たずにご相談ください。
持続する強い腹痛、繰り返す嘔吐、便やガスが出ない、 呼吸困難、顔や喉の腫れ、意識障害などがある場合は、 自宅で様子をみず、速やかに医療機関を受診してください。
オゼンピックの取り扱い方法
用量の調節について
オゼンピックは少量から開始し、身体の状態を見ながら4週間ごとに増量していく事が推奨されます。効果・副作用の程度は個人差があるため、患者さま一人一人に合わせて用量をご提案していきます。


自己注射の打ち方・打ち忘れた場合
オゼンピックは、腹部、太もも、上腕の皮下に注射します。同じ場所へ繰り返し注射せず、少なくとも前回の注射箇所から2~3cm離して、毎回注射する場所を変えてください。皮膚が硬くなっている場所や、しこり・腫れなどがある場所への注射は避けます。静脈内や筋肉内には注射しません。
オゼンピック皮下注2mgは、1本を複数回使用するペン型製剤です。注射のたびに新しいA型専用注射針を直前に取り付け、注射後はすぐに針を外して、医療機関の指示に従って廃棄してください。針を付けたまま保管すると、液漏れや針詰まり、薬液の濃度変化、感染などの原因になることがあります。
新しいペンを初めて使用するときは、取扱説明書に従って、針先から薬液が出ることを確認する動作確認(試し打ち)を行います。2回目以降は、注射のたびに試し打ちをする必要はありません。投与量は、医師から指示された0.25mg、0.5mgまたは1.0mgに設定し、自己判断で変更しないでください。
オゼンピックは、週1回、毎週同じ曜日に使用します。食事のタイミングに関係なく投与できます。曜日を変更する場合は、前回の注射から少なくとも48時間以上の間隔を空けてください。
オゼンピックを打ち忘れた場合は、 次の投与予定日までの時間によって対応が異なります。
気づいた時点で1回分を投与
その後は、あらかじめ決めた曜日に戻して、 週1回の投与を続けてください。
忘れた分は投与しない
次の予定日に、通常どおり1回分を投与してください。
忘れた分を補うために、2回分をまとめて投与したり、 短い間隔で追加投与したりしないでください。
投与曜日を変更する場合: 前回の投与から48時間以上の間隔を空けてください。 変更後は、新しく決めた曜日に週1回投与してください。
保管・持ち運び・廃棄方法
オゼンピックは温度や光の影響を受けるため、適切に保管する必要があります。使用開始後は遮光し、室温または冷蔵庫(2~8℃)で保管して、8週間以内に使用してください。旅行や外出時に持ち運ぶ場合も、高温、直射日光や凍結を避け、注射針を外して保管します。使用済みの注射針と使い終わった注入器は、自治体や医療機関の案内に従って安全に廃棄してください。
オゼンピックの保管方法
未使用時は2~8℃で冷蔵し、使用開始後は8週間以内に使用します。
- 未使用のペンは、冷蔵庫内の2~8℃で遮光して保管してください
- 使用開始後は、30℃以下の室温または冷蔵庫内の2~8℃で保管できます
- 使用開始日を記録し、使用開始後8週間を超えたペンは使用しないでください
- 保管するときは注射針を外し、ペンのキャップを取り付けてください
- 凍結させず、冷凍室や冷蔵庫の冷風が直接当たる場所を避けてください
オゼンピックを持ち運ぶ場合
直射日光、高温、凍結を避け、30℃以下に保ちます。
- 持ち運ぶ前に注射針を外し、ペンのキャップを取り付けてください
- 夏季の車内、窓際、暖房器具の近くには放置しないでください
- 保冷剤を使用する場合は、ペンに直接触れさせないでください
- 旅行中も、使用開始後8週間という使用期限は延長されません
- 高温や凍結の可能性がある場合は、使用前に医療機関へ確認してください
注射針・使用済みペンの廃棄方法
注射針は毎回取り外し、医療機関の指示に従って安全に廃棄します。
- オゼンピックは1本を複数回使用するペン型製剤です
- 注射のたびに新しい注射針を使用し、使用後は直ちに取り外してください
- 使用済みの注射針は、針が貫通しにくい専用容器または硬い容器に入れてください
- 空になったペンや使用開始後8週間を超えたペンは、分解しないでください
- 注射針とペンは、医療機関または自治体から案内された方法で廃棄してください
一度凍結したもの、使用開始後8週間を超えたもの、破損・液漏れがあるもの、薬液の色や透明性に異常があるものは使用しないでください。高温または低温にさらされた可能性があるなど、保管状態が不明な場合は、自己判断で使用せず医療機関へご確認ください。
オゼンピック処方までの流れ
ご予約
STEP1
ご希望の診療方法と日時を選び、WEBからご予約ください。当院への予約は、お持ちのスマートフォンから予約アプリMelmoをご利用いただけます。
問診票記入
STEP2
予約後に表示される事前問診では、現在の身長・体重、既往歴、服用中の薬、アレルギー歴、妊娠のご予定などをご入力いただきます。安全な診療のため、正確にご回答ください。
診察
STEP3
医師が診察を行い、オゼンピックの処方が可能か、低栄養や摂食障害の可能性、副作用のリスク、併用薬や既往歴などを総合的に評価します。診察の結果、安全性を十分に確保できない場合や、ほかの治療が適していると判断した場合には、処方を行わないことがあります。

処方・治療開始
STEP4
医師が適応を認めた場合にオゼンピックを処方し、週1回の自己注射による治療を開始します。初回は使用方法を確認し、決められた用量と投与間隔を守って使用してください。通常は0.25mgから開始し、4週間後に0.5mgへ増量します。治療開始後は、副作用の有無や効果を確認しながら、継続、用量維持、必要に応じて1.0mgへの増量を検討します。
オゼンピックに関するよくある質問
オゼンピックは1か月で何kg痩せますか?
体重の変化には個人差があり、1か月で減少する体重を一律に示すことはできません。開始時の体重、食事内容、活動量、投与量、治療期間などによって異なります。
通常、最初の4週間は週1回0.25mgを使用します。0.25mgは開始用量であるため、短期間の体重変化だけで効果を判断せず、副作用の有無も含めて経過を確認します。
オゼンピックの効果はいつから現れますか?
食欲や食事量の変化を感じる時期には個人差があります。使用開始後の早い段階で変化を感じる方もいますが、体重については数週間から数か月単位で評価します。
オゼンピックは少量から開始し、身体の状態を確認しながら段階的に投与量を調整する薬です。効果を急いで自己判断で増量しないでください。
0.25mgで痩せない場合は0.5mgに増量できますか?
通常は週1回0.25mgから開始し、4週間投与した後に週1回0.5mgへ増量します。
0.5mgを4週間以上投与しても効果が不十分な場合は、医師が副作用や体調を確認したうえで、週1回1.0mgまで増量することがあります。自己判断で投与量を変更しないでください。
オゼンピックを打ち忘れた場合はどうすればよいですか?
次回の投与予定日まで48時間以上ある場合は、気づいた時点で1回分を投与し、その後はあらかじめ決めた曜日に戻します。
次回の投与予定日まで48時間未満の場合は、忘れた分を投与せず、次の予定日に通常どおり使用してください。忘れた分を補うために、2回分をまとめて投与してはいけません。
オゼンピックの注射は痛いですか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、注射時に軽い痛みや刺激を感じることがあります。
オゼンピックは腹部、太ももまたは上腕部の皮下に注射します。毎回新しい注射針を使用し、同じ箇所を繰り返し避けて注射部位を変えることで、皮膚への負担を抑えます。
オゼンピックをやめるとリバウンドしますか?
中止後に食欲が戻り、体重が再び増加する可能性があります。
中止する際は、食事や運動を含む体重維持の方法をあわせて検討します。
オゼンピックは保険適用になりますか?
オゼンピックは、国内では2型糖尿病の治療薬として承認されています。2型糖尿病の治療として医学的に必要と判断され、保険診療の要件を満たす場合は、保険診療で使用されることがあります。
糖尿病の治療ではなく、ダイエットや体重管理を目的として処方する場合は適応外使用となり、健康保険は適用されません。
オゼンピック使用中にお酒を飲んでもよいですか?
オゼンピックの使用中に飲酒が一律に禁止されているわけではありません。
ただし、飲酒によって吐き気、胃もたれ、下痢、脱水などが悪化する可能性があります。インスリン製剤やスルホニル尿素薬を使用している方では、低血糖にも注意が必要です。体調が悪いときや食事を十分にとれないときは飲酒を避け、多量の飲酒は控えてください。
オゼンピックとほかの薬を併用できますか?
併用できるかどうかは薬によって異なります。
リベルサスやウゴービなど、同じセマグルチドを含む薬とは併用しません。また、ほかのGLP-1受容体作動薬やマンジャロなどを、自己判断で併用したり切り替えたりしないでください。
インスリン製剤やスルホニル尿素薬を併用している場合は、低血糖を防ぐために用量調整が必要になることがあります。処方薬、市販薬、サプリメントを含め、使用中のものを診察時にお伝えください。
オゼンピックはいつまで続ける必要がありますか?
一律の治療期間はありません。体重の変化、副作用、食事や生活習慣、治療を継続する利益と負担を定期的に確認して判断します。
十分な効果が得られない場合、副作用が強い場合、安全性を確保できない場合には、投与量の見直しや中止を検討します。自己判断で継続や中止を決めず、医師へご相談ください。
他院から継続処方を切り替えられますか?
現在の処方内容を確認したうえで、当院で継続できるかを判断します。
診察時には、現在の製剤名、1回投与量、最終投与日、使用期間、副作用、併用薬などを確認します。他院と当院の処方を重複させたり、残っている薬を自己判断で追加投与したりしないでください。
自由診療・適応外使用に関する事項
当院で行うオゼンピックによる体重管理は、健康保険を使用しない自由診療です。オゼンピックの国内で承認されている効能・効果、当院での使用目的、治療内容、費用、副作用などを十分にご確認いただいたうえで、治療をご検討ください。
国内承認と適応外使用
オゼンピック皮下注2mgは、国内では2型糖尿病の治療薬として承認されています。糖尿病の治療ではなく、ダイエットや体重管理を目的として使用する場合は、国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用となります。
使用する医薬品と入手経路
当院では、日本国内で承認・流通している「オゼンピック皮下注2mg」を、国内の正規医薬品卸売業者を通じて購入しています。
医師が個人輸入した未承認製品や、海外から輸入したオゼンピックを使用するものではありません。ただし、使用する製品自体は国内承認品であっても、体重管理・ダイエットを目的とする使用方法は、国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用となります。
治療内容・費用・治療期間
オゼンピックを週1回、ご自身で皮下注射します。通常は週1回0.25mgから開始し、4週間後に週1回0.5mgへ増量します。0.5mgを4週間以上投与しても効果が不十分な場合は、医師の判断により週1回1.0mgまで増量することがあります。
治療内容
- 医師による診察と適応判断
オゼンピックの処方
自己注射方法の説明
体重変化と副作用の確認
必要に応じた用量調整・検査
費用
- 薬剤費は、オゼンピック皮下注2mg・1本16,000円、2本セット30,000円です。診察方法による費用を含む総額については、ページ内の料金表をご確認ください。
治療期間・回数
治療期間に一律の定めはありません。体重変化、副作用、食事や生活習慣などを確認しながら、継続、投与量の維持・変更または中止を判断します。
主な副作用・リスク
比較的よくみられる副作用は、悪心、下痢、便秘、嘔吐、食欲減退などの消化器症状です。腹部不快感、消化不良、腹部膨満、腹痛、げっぷなどが現れることもあります。
重大な副作用として、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、イレウスなどが報告されています。また、嘔吐や下痢による脱水から腎機能が悪化する可能性があります。インスリン製剤やスルホニル尿素薬との併用時は、低血糖の危険性が高くなります。
効果および副作用の現れ方には個人差があり、すべての方に同じ体重変化が得られることを保証するものではありません。
海外承認・副作用救済制度
オゼンピックは、海外でも主として2型糖尿病の治療薬として承認されています。一方、肥満または過体重に対する体重管理では、セマグルチド2.4mgを含む別製品の「ウゴービ」が使用されています。オゼンピックを体重管理目的で使用することと、ウゴービによる肥満症治療は同一ではありません。
オゼンピックを体重管理目的で使用した際の健康被害については、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。ただし、適応外使用であることだけを理由に一律に対象外となるわけではなく、医薬品の使用目的や使用方法が適正であったかなどを含めて個別に判断されます。
国内で承認されている代替治療
国内では、肥満症治療薬としてセマグルチドを有効成分とする「ウゴービ」と、チルゼパチドを有効成分とする「ゼップバウンド」が承認されています。
ただし、これらは単なる美容目的のダイエット薬ではありません。BMI、肥満に関連する健康障害、食事療法・運動療法の実施状況など、承認された投与対象の要件を満たす肥満症患者に使用されます。また、処方できる医療機関にも一定の要件があります。
オゼンピック、ウゴービ、ゼップバウンドのいずれが適しているかは、体重だけでなく、肥満症の診断、合併症、既往歴、併用薬、副作用リスクなどを踏まえて判断します。
お問い合わせ先
オゼンピックによる治療内容、費用、副作用などについてご不明な点がある場合は、診察時または当院のお問い合わせフォームまでお問い合わせください。ただし、呼吸困難、意識障害、耐えがたい腹痛など、緊急性の高い症状がある場合は、当院からの返信を待たず救急要請を優先してください。
診療メニュー
オゼンピック
来院時にリスク評価を行い、安全に使用可能と判断された方には1本から処方可能です。
また、副反応予防の観点から、初回は0.25mgからの開始を推奨しています。
※金額はすべて税込み表記です。
2mg 1本
2mg 1箱2本セット
¥16,000
¥30,000
針・酒精綿
(8回分)〜
¥1,100
診察料
¥1,100
オンライン配送料
¥1,100
オンライン離島配送料
¥2,200
監修医師・参考文献

引用・参考文献
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