精神科・心療内科|治療・支援から探す

精神科・心療内科
精神科 心療内科 治療
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精神科・心療内科で行う治療・支援

精神科・心療内科の治療は、薬を処方することだけではありません。症状や診断、生活環境、治療への希望などを踏まえ、薬物療法や心理療法、デジタル治療、生活・社会面の支援などを組み合わせながら、一人ひとりに合った治療方針を考えていきます。

症状だけでなく、生活全体から治療を検討

同じ診断名であっても、困っている症状やその程度、仕事・学校・家庭での状況は人によって異なります。そのため、診断名だけで治療を決めるのではなく、睡眠、生活リズム、対人関係、就労・就学状況なども含めて治療方針を考えます。

01 症状・診断

気分、不安、睡眠、集中力など、現在みられている症状とその程度を確認します。

02 生活・環境

仕事、学校、家庭、人間関係、睡眠や生活リズムなども含めて考えます。

03 治療への希望

薬についての希望や通院方法、治療に取り組める時間や負担なども治療選択に関わります。

診断名が同じでも、適した治療がすべて同じとは限りません。何に困っていて、どのような生活背景があるのかを整理することが、治療・支援を選ぶ出発点になります。

複数の方法を組み合わせて進める

精神科・心療内科では、一つの治療法だけで改善を目指すとは限りません。例えば、薬で症状を和らげながら心理療法に取り組んだり、治療と並行して職場や学校との環境調整を行ったりすることがあります。必要に応じて複数の治療・支援を組み合わせます。

医療的アプローチ 症状に働きかける

向精神薬による薬物療法、持効性注射、漢方薬による治療、脳に働きかける治療などを用いて、症状の軽減を目指します。

心理的アプローチ こころ・行動に働きかける

心理療法・カウンセリングやデジタル治療などを通じて、考え方や行動の変化を支援します。

生活・社会面の支援 生活や環境を整える

生活リズムや職場・学校との環境調整、訪問看護や社会資源の活用などを検討します。

一つの方法に限定するのではなく、治療の目的やその時々の状況に合わせて、複数の治療・支援を組み合わせることがあります。

治療方針は適宜調整し続ける

治療を始めた後も、症状の変化や副作用、生活状況の変化を確認しながら治療方針を調整します。最初に選んだ方法を続けることが目的ではなく、その時点で必要な治療・支援を選び直していくことが大切です。

状態を整理する

症状や困りごと、生活状況、治療への希望などを確認します。

治療・支援を選ぶ

状況に合った治療や支援を選択し、必要に応じて組み合わせます。

経過をみて調整する

効果や副作用、負担などを確認しながら、治療内容や支援方法を見直します。

向精神薬による薬物療法

向精神薬は、気分、不安、睡眠、思考、注意・集中など、こころや脳の働きに関わる症状を和らげるために用いられる薬の総称です。症状や診断、年齢、身体疾患、生活状況などを踏まえて薬を選び、効果や副作用を確認しながら調整していきます。

向精神薬とは

向精神薬とは、中枢神経系に作用し、精神症状や行動、睡眠などに働きかける薬の総称です。「向精神薬」という一つの薬があるわけではなく、抗うつ薬、抗精神病薬、気分安定薬、睡眠薬など、作用や目的の異なるさまざまな薬が含まれます。

ROLE 01 症状を和らげる

気分の落ち込み、不安、幻覚・妄想、睡眠の問題など、 つらい症状を軽減する目的で使用します。

ROLE 02 生活の回復を支える

症状を整えることで、睡眠や活動性、仕事・学校など、 日常生活を取り戻しやすくすることを目指します。

ROLE 03 再発・再燃を予防する

症状が安定した後も、状態を維持し、 再発や再燃を防ぐ目的で継続することがあります。

主な向精神薬の種類

向精神薬は、主な作用や治療目的によっていくつかの種類に分けられます。同じ種類の薬でも作用や副作用には違いがあるため、症状や体質などに応じて使い分けます。

01 抗うつ薬
気分の落ち込み・不安などに

うつ病だけでなく、不安症、パニック症、強迫症などにも使用されます。

SSRI・SNRI・NaSSA など
02 抗精神病薬
幻覚・妄想・気分の変動などに

統合失調症をはじめ、双極症やうつ病などでも使用されることがあります。

第二世代抗精神病薬 など
03 気分安定薬
気分の波を整える

躁状態や気分の変動を抑え、双極症などの再発予防にも用いられます。

リチウム・バルプロ酸 など
04 睡眠薬
睡眠の問題に

寝つきの悪さ、中途覚醒、早朝覚醒など、睡眠の状態に応じて使い分けます。

オレキシン受容体拮抗薬・Z薬 など
05 抗不安薬
強い不安・緊張などに

不安や緊張を和らげる目的で使用されます。種類によっては依存や耐性に注意が必要です。

ベンゾジアゼピン系 など
06 ADHD治療薬
不注意・多動・衝動性などに

ADHDの中核症状を軽減し、日常生活や学業・仕事での困難を改善する目的で使用します。

刺激薬・非刺激薬

症状や疾患に合わせた薬の選び方

薬は診断名だけで決めるものではありません。同じ疾患でも、中心となる症状、これまでの治療歴、副作用の出やすさ、身体疾患、生活スタイルなどによって適した薬は異なります。治療開始後も、効果と負担のバランスを確認しながら調整します。

POINT 01 症状

今もっとも改善したい症状や、その程度を確認します。

POINT 02 診断・経過

疾患の特徴や、これまでの症状・治療経過を考慮します。

POINT 03 身体状態

年齢、持病、妊娠の可能性、併用薬などを確認します。

POINT 04 副作用

眠気、体重変化など、避けたい副作用も考慮します。

POINT 05 生活スタイル

仕事や学校、服薬回数、生活リズムなども薬選びに関わります。

一人ひとりに合った薬を選択・調整

治療開始後も効果と副作用を確認しながら、種類や量を調整していきます。

持効性注射による治療

持効性注射(LAI:Long-Acting Injection)は、薬の成分が体内で徐々に放出されるように設計された注射薬です。主に抗精神病薬で用いられ、毎日の内服に代えて、数週間から数か月ごとの注射で治療を継続できる場合があります。

持効性注射(LAI)とは

持効性注射(LAI:Long-Acting Injection)は、1回の注射後に薬の成分が一定期間かけて徐々に体内へ放出される製剤です。主に統合失調症などの治療に用いられる抗精神病薬に採用されており、製剤によって投与間隔や使用方法が異なります。

持効性注射を筋肉内に投与するイメージ
STEP 01 注射で薬を投与

持効性製剤を筋肉内に注射します。 投与方法や部位は製剤によって異なります。

持効性注射の薬剤が徐々に体内へ放出される仕組み
STEP 02 薬が徐々に放出

注射した薬剤が一定期間かけて体内へ放出され、 薬の作用が持続するよう設計されています。

一定間隔で持効性注射による治療を継続するイメージ
STEP 03 一定間隔で治療を継続

製剤に応じて数週間から数か月ごとに注射を行い、 薬物療法を継続します。

持効性注射はすべての向精神薬にあるわけではなく、 主に一部の抗精神病薬で使用されます。 製剤によって投与間隔や導入方法が異なり、 開始時に内服薬の併用が必要な場合もあります。

毎日の服薬負担を減らせる治療選択肢

毎日薬を服用する必要があると、飲み忘れや服薬時間の負担が生じることがあります。持効性注射では、一定の間隔で注射を受けることで治療を継続できるため、毎日の服薬管理を簡素化できる場合があります。

ORAL MEDICATION 毎日の内服
  • 基本的に毎日の服薬管理が必要
  • 飲み忘れが起こることがある
  • 服用状況を自分で把握・管理しやすい
  • 薬の変更や調整を比較的行いやすい
VS
LONG-ACTING INJECTABLE 持効性注射(LAI)
  • 毎日の服薬管理を減らせる
  • 飲み忘れによる影響を受けにくい
  • 一定期間、安定した治療継続を図りやすい
  • 定期的な受診と注射が必要
どちらかが一律に優れているわけではなく、 症状・生活・治療への希望に合わせて選択します。

持効性注射が検討される場合

持効性注射は、すべての患者さんに必要な治療ではありません。毎日の服薬管理が負担になっている場合や、飲み忘れによって症状が不安定になりやすい場合、本人が注射による治療を希望する場合などに、治療選択肢の一つとして検討します。

01 服薬を忘れやすい

毎日の内服を続けることが難しく、 飲み忘れが繰り返し起こる場合に検討することがあります。

02 服薬中断で症状が不安定になりやすい

薬を中断すると症状が再燃しやすい場合などに、 安定した治療継続の方法として検討します。

03 毎日の服薬負担を減らしたい

毎日薬を管理すること自体が負担となっている場合に、 治療方法の選択肢となることがあります。

04 注射による治療を希望している

LAIの特徴や注意点を理解したうえで、 本人が注射による治療を希望する場合にも検討できます。

持効性注射が適しているかどうかは、 診断、これまで使用した薬の効果や副作用、身体状態、治療歴、 本人の希望などを踏まえて医師と相談しながら判断します。

漢方薬による治療

精神科・心療内科では、向精神薬だけでなく、症状や身体の状態に応じて漢方薬を使用することがあります。比較的軽い症状や、こころの不調とともに身体症状がみられる場合、向精神薬とは異なる治療を希望する場合などに、選択肢の一つとして検討します。

精神科・心療内科で漢方薬を使う理由

漢方薬は、向精神薬とは異なる特徴をもつ治療選択肢です。症状が比較的軽い場合や、精神症状と身体症状が重なっている場合、向精神薬の副作用が気になる場合などに検討することがあります。

GENTLE APPROACH 比較的穏やかな治療を希望する場合

症状が比較的軽い場合などに、 向精神薬とは異なる薬物療法として漢方薬を検討することがあります。

MIND & BODY こころと身体の症状が重なる場合

不安やいらいらだけでなく、動悸、胃腸の不調など、 精神症状と身体症状がともにみられる場合にも用いられます。

ANOTHER OPTION 向精神薬とは異なる選択肢を考える場合

向精神薬の副作用が気になる場合や、 他の治療方法を希望する場合に選択肢となることがあります。

漢方薬が選択肢となる症状

漢方薬は、不安、いらいら、睡眠の問題などの精神症状だけでなく、ストレスと関連して生じる身体症状などに使用されることがあります。症状の組み合わせや経過、身体の状態を確認しながら処方を検討します。

MIND こころに現れる症状
不安・緊張 落ち着かない、緊張しやすいなど
いらいら・気分の高ぶり 怒りっぽい、気持ちが高ぶりやすいなど
睡眠の問題 寝つきが悪い、途中で目が覚めるなど
BODY 身体に現れる症状
動悸・めまい ストレスとともに身体症状が現れる場合など
胃腸の不調 食欲低下、胃部不快感などを伴う場合
のぼせ・冷えなど 自律神経に関連するさまざまな身体的不調
一つの症状だけで決めるのではなく、 症状の組み合わせや経過、身体の状態などをみながら漢方薬を選択します。

西洋薬と漢方薬を組み合わせる場合

漢方薬は単独で使用することもありますが、抗うつ薬、抗精神病薬、睡眠薬などと併用することもあります。向精神薬で中心となる症状を治療しながら、残っている症状や身体症状に対して漢方薬を組み合わせるなど、目的に応じて使い分けます。

PSYCHIATRIC MEDICATION 向精神薬など

うつ症状、不安、幻覚・妄想、睡眠の問題など、 中心となる精神症状に対する治療を行います。

KAMPO MEDICINE 漢方薬

残っている症状や身体症状などを踏まえ、 必要に応じて補助的に組み合わせることがあります。

治療全体を調整 症状の改善と副作用のバランスを確認しながら、 必要な薬の種類や量を調整します。
漢方薬にも副作用があります

漢方薬は比較的使いやすい場合がありますが、副作用がないわけではありません。 成分によっては、むくみや血圧上昇、低カリウム血症、肝機能障害などが生じることがあります。 複数の漢方薬や他の薬との併用も確認しながら使用します。

心理療法・カウンセリング

心理療法・カウンセリングでは、対話やさまざまな心理学的アプローチを通じて、つらい気持ちへの対処、考え方や行動の整理、対人関係の改善などを目指します。症状や困りごと、治療の目的に応じて、薬物療法と組み合わせたり、心理療法を中心に治療を進めたりすることがあります。

心理療法・カウンセリングとは

心理療法は、対話や心理学的な技法を用いて、感情、考え方、行動、人間関係などに働きかける治療です。悩みを整理することを目的とする場合もあれば、特定の症状や行動パターンの改善を目指して、一定の方法や手順に沿って進める場合もあります。

心理療法で悩みや気持ちを話しながら整理するイメージ
DIALOGUE 話す・理解する

つらさや困りごとを言葉にしながら、 現在の状況や背景、気持ちを整理していきます。

心理療法で考え方や感情、行動のパターンに気づくイメージ
AWARENESS パターンに気づく

考え方、感情、行動、対人関係などにみられる パターンを一緒に確認します。

心理療法を通じて新しい対処方法や行動の変化につなげるイメージ
CHANGE 対処や変化につなげる

新しい考え方や行動、対処方法を身につけ、 日常生活の中で活用していくことを目指します。

心理療法にはさまざまな方法があり、すべてがこの順序で進むわけではありません。 治療法や目的に応じて進め方は異なります。

認知行動療法などの心理療法

心理療法にはさまざまな方法があり、それぞれ着目するポイントや進め方が異なります。代表的なものに認知行動療法(CBT)があり、そのほかにも症状や悩みの内容に応じた心理療法があります。

COGNITIVE & BEHAVIORAL 認知行動療法(CBT) 考え方と行動のパターンに働きかける

出来事に対する考え方や行動を整理し、 症状を維持しているパターンに少しずつ働きかけます。

うつ・不安・強迫・不眠など
SUPPORTIVE 支持的精神療法・カウンセリング 気持ちや現在の状況を整理する

悩みやつらさを共有しながら問題を整理し、 本人が持つ対処力や回復する力を支えていきます。

幅広い悩み・ストレス
TRAUMA FOCUSED トラウマに対する心理療法 過去の体験に関連する苦痛に取り組む

トラウマ体験に関連する記憶や感情、 身体反応などに対して専門的な方法で治療を行います。

PTSD・トラウマ関連症状など
RELATIONSHIP 対人関係・家族へのアプローチ 人との関係性の中で生じる問題を扱う

本人だけでなく、必要に応じて家族やパートナーとの 関係性にも目を向けながら支援します。

家族・夫婦・親子・対人関係など

悩みや目的に合わせて心理療法を選ぶ

心理療法は、診断名だけで決めるものではありません。現在もっとも困っていること、治療で目指したいこと、症状の程度、これまでの治療経過、心理療法に取り組める時間や負担などを踏まえて選択します。

STEP 01 困りごとを整理する

気分の落ち込み、不安、トラウマ、対人関係、 家族関係、行動上の問題など、現在の困りごとを整理します。

STEP 02 治療の目的を考える

症状を軽くしたい、考え方や行動を変えたい、 過去の体験に取り組みたいなど、目指す変化を確認します。

STEP 03 適した方法を選ぶ

症状や目的、治療経過、本人の希望や取り組みやすさを踏まえて、 心理療法の方法を検討します。

診断名だけで決めるのではなく、 「何に困っていて、どのような変化を目指すのか」をもとに 心理療法を選択します。
心理療法にも適したタイミングがあります

症状が強い時期には、まず休養や薬物療法などで状態を整えてから 心理療法を開始することもあります。 また、心理療法の種類だけでなく、本人の希望や治療への取り組みやすさも重要です。

デジタル治療

精神科・心療内科では、スマートフォンやタブレットなどを活用したデジタル治療も選択肢となっています。治療用アプリやゲーム型のプログラムを通じて、診察と診察の間にも治療に取り組むことができます。当院では、メドクルやエンデバーライド(EndeavorRide)などのデジタル治療についてもご案内しています。

デジタル治療とは

デジタル治療は、アプリやゲームなどのデジタル技術を治療に活用する方法です。単に症状を記録するだけでなく、認知や行動への働きかけ、トレーニングなどを治療プログラムとして行うものがあります。メドクルやエンデバーライドのように、それぞれ異なる目的や仕組みをもつ治療があります。

医師と相談しながらデジタル治療を検討するイメージ
STEP 01 診察・状態を確認

症状や診断、これまでの治療経過などを確認し、 デジタル治療が選択肢となるかを検討します。

自宅でデジタル治療プログラムに取り組むイメージ
STEP 02 デジタル治療に取り組む

スマートフォンやタブレットなどを使い、 治療目的に合わせたプログラムに取り組みます。

デジタル治療を日常生活の中で継続するイメージ
STEP 03 日常生活の中で継続

診察と診察の間にも治療に取り組み、 継続的な行動やトレーニングにつなげます。

デジタル治療は医師による診療そのものを置き換えるものではありません。 対象となる症状や治療内容に応じて、診療と組み合わせながら使用します。

治療用アプリ「メドクル」を用いた治療

メドクルは、スマートフォンなどを活用して睡眠障害の治療に取り組むデジタル治療です。診察だけでは継続しにくい治療上の取り組みを、日常生活の中でも実践できることがデジタル治療の特徴です。

DIGITAL TREATMENT FOR INSOMNIA 薬を使わず、日常生活の中で睡眠治療に取り組む

メドクルでは、スマートフォンなどを活用しながら、 睡眠に関する治療プログラムを日常生活の中で継続していきます。 診察だけでは実践しにくい取り組みを、生活の中に組み込めることが特徴です。

睡眠を振り返る 睡眠の状態や生活習慣を振り返り、 自分の睡眠パターンを把握します。
睡眠について学ぶ 睡眠の仕組みや、不眠を長引かせる要因への理解を深めます。
行動を実践する 睡眠を整えるための取り組みを、 日常生活の中で実践していきます。
継続して取り組む 一度だけではなく、一定期間継続しながら 睡眠習慣の改善を目指します。
メドクルは、睡眠障害に対するデジタル治療の選択肢で、 睡眠薬などを内服していない方が対象となります。 適応については診察時に確認します。

ADHDのゲーム型治療「エンデバーライド」

エンデバーライド(EndeavorRide)は、ゲームの仕組みを利用してADHDの認知機能に働きかけるデジタル治療です。一般的なゲームとは異なり、治療を目的として設計されたプログラムに継続して取り組みます。

STEP 01 ゲーム型プログラムに取り組む

タブレットなどを使い、 治療目的に合わせて設計されたゲーム型プログラムに取り組みます。

STEP 02 注意機能をトレーニング

ゲーム内の課題を通じて、 ADHDに関連する注意機能などに働きかけます。

STEP 03 継続して治療に取り組む

定められた方法で継続的に取り組み、 ADHDによる困りごとの改善を目指します。

一般的なゲーム

主に娯楽を目的として作られ、 好きな方法や時間でプレイします。

エンデバーライド

ADHDの治療を目的として設計され、 治療プログラムとして決められた方法で取り組みます。

脳に働きかける治療

精神科・心療内科では、薬物療法や心理療法とは異なる方法として、電気や磁気などの物理的な刺激を用いて脳の働きに働きかける治療があります。こうした治療は「ニューロモデュレーション」と呼ばれ、症状や治療歴などに応じて選択肢となることがあります。

ニューロモデュレーションとは

ニューロモデュレーションは、電気や磁気などの刺激を利用して神経活動を調整する治療の総称です。精神科領域では、脳の特定の部位や神経回路に働きかけることで、症状の改善を目指す治療が用いられています。

頭部から物理的な刺激を加えるニューロモデュレーションのイメージ
STEP 01 頭部から刺激を加える

電気や磁気などの物理的な刺激を用いて、 頭部から脳に働きかけます。

ニューロモデュレーションによって脳の神経活動に働きかけるイメージ
STEP 02 脳の神経活動に働きかける

治療方法に応じて特定の脳領域や神経回路に刺激を与え、 神経活動の調整を目指します。

ニューロモデュレーションによって症状の改善を目指すイメージ
STEP 03 症状の改善を目指す

神経活動への働きかけを通じて、 対象となる症状の軽減や生活上の困りごとの改善を目指します。

ニューロモデュレーションには複数の治療法があり、 刺激の方法や強さ、対象となる症状、治療回数などはそれぞれ異なります。

tDCS(経頭蓋直流電気刺激)による治療

tDCS(経頭蓋直流電気刺激)は、頭皮に装着した電極から微弱な直流電流を流し、脳の神経活動に働きかけるニューロモデュレーションの一つです。身体への負担が比較的小さく、治療中も意識を保ったまま受けることができます。

01 微弱な直流電流を使用

頭皮に装着した電極から微弱な直流電流を流し、 脳の神経活動に働きかけます。

02 切開や麻酔を必要としない

手術を行わず、頭皮の上から刺激を加える 非侵襲的なニューロモデュレーションです。

03 治療中も意識を保てる

治療中に眠らせる必要はなく、 意識を保ったまま施術を受けることができます。

04 複数回の治療を行うことがある

治療目的や計画に応じて、 一定期間に複数回の刺激を行うことがあります。

電極を装着した部分のピリピリ感やかゆみ、赤み、 頭痛などがみられることがあります。 治療の適否は身体状態や既往歴なども確認したうえで判断します。

薬を使わない治療選択肢として

ニューロモデュレーションは、薬を体内に取り入れて作用させる薬物療法とは異なり、脳に物理的な刺激を加えることで神経活動に働きかけます。薬物療法の代わりとして検討する場合もあれば、他の治療と組み合わせて用いる場合もあります。

01 薬を体内に取り入れない

薬を服用するのではなく、電気などの物理的な刺激を用いて 脳の神経活動に働きかけます。

02 薬とは異なる方法で症状に働きかける

薬物療法とは異なる仕組みを利用するため、 治療の選択肢を広げる方法の一つとなります。

03 他の治療と組み合わせることもできる

症状や治療経過に応じて、薬物療法や心理療法などと 組み合わせながら治療を行うことがあります。

薬を使わない治療が、薬物療法より一律に優れているわけではありません。 症状、これまでの治療効果、副作用、本人の希望などを踏まえて、 適した治療方法を検討します。

生活・社会面の支援

精神科・心療内科では、症状を改善する治療だけでなく、仕事や学校、家庭、経済面など、生活を取り巻く環境を整えることも重要です。当院では、自立支援医療や生活保護による診療に対応するほか、精神障害者保健福祉手帳・障害年金に関する診断書、休職・復職支援、リワークの案内、児童・思春期では学校との連携など、必要に応じて社会生活を支える支援を行います。

生活や学校・職場の環境調整

こころの不調には、仕事、学校、家庭、人間関係、生活リズムなどの環境が影響していることがあります。治療によって本人だけを環境に合わせるのではなく、必要に応じて休養や業務・学習上の配慮などを行い、生活しやすい環境を整えていきます。

生活・家庭

睡眠や生活リズム、活動と休養のバランス、 家庭内での役割などを整理し、無理なく生活できる環境を整えます。

仕事・職場

必要に応じて休職や勤務時間の調整、 業務内容への配慮、復職に向けた段階的な調整などを検討します。

学校・教育環境

児童・思春期では、登校や休学・復学、学習上の配慮などについて、 本人・保護者の意向を確認しながら学校との連携も行います。

治療によって本人だけを環境に合わせるのではなく、 症状や生活状況に応じて環境そのものを調整することも、 精神科・心療内科における重要な支援の一つです。

医療費を支える支援

精神科の通院が継続的に必要な場合や、症状によって生活・就労に支障がある場合には、公的制度を利用できることがあります。当院では、自立支援医療(精神通院医療)や生活保護による診療に対応しているほか、精神障害者保健福祉手帳・障害年金などに必要な診断書の作成にも対応しています。

自立支援医療

精神科・心療内科への継続的な通院が必要な方の 医療費負担を軽減する制度です。 当院は自立支援医療(精神通院医療)に対応しています。

生活保護

生活保護を受給されている方について、 医療扶助を利用した精神科・心療内科の診療に対応しています。

精神障害者保健福祉手帳

精神疾患によって日常生活や社会生活に継続的な支障がある場合に 利用できる制度です。必要な診断書の作成に対応しています。

障害年金

病気によって日常生活や就労に一定の支障がある場合に 利用できる公的年金制度です。 診療経過などを確認したうえで診断書作成に対応します。

制度によって対象となる条件や必要書類は異なります。 手帳・障害年金などの診断書については、 診療経過や制度上の要件を確認したうえで作成の可否を判断します。

リワーク・訪問看護などの社会資源導入

症通院だけでは生活や復職を十分に支えきれない場合には、精神科訪問看護、リワーク、就労移行支援などの地域サービスを利用することがあります。当院だけで治療を完結させるのではなく、必要に応じて地域の支援機関をご案内し、連携しながら治療を進めます。

地域 支援
精神科訪問看護

看護師などが自宅を訪問し、症状や生活状況の確認、 服薬や日常生活の支援などを行います。 通院治療と組み合わせて利用することがあります。

リワーク・復職支援

休職中の方が復職に向けて、生活リズムの回復、 ストレスへの対処、職場復帰を想定した活動などに 段階的に取り組む支援です。

就労・福祉サービス

就労移行支援や自立訓練など、 症状や生活状況、今後の希望に応じた地域の社会資源を ご案内することがあります。

無料で利用できる公的なリワーク支援もご案内できます。
東京障害者職業センターでは、うつ病などのメンタルヘルス不調により 休職している方を対象に、職場復帰に向けたリワーク支援を無料で行っています。 利用には、在職中で休職していることなど一定の条件があり、 本人・勤務先・主治医との調整を行いながら支援が進められます。 当院でも、状態や就労状況に応じて利用可能な支援先をご案内します。

東京障害者職業センターのリワーク支援を見る

診療メニュー

マンジャロ

来院時にリスク評価を行い、安全に使用可能と判断された方には、計4本(異なるmg数各2本でも可)から処方が可能です。

なお、7.5mg製剤については在庫を常備しておらず、取り寄せ対応となります。ご注文確定後、原則として4営業日以内に当院へ納品され次第、発送いたしますので、あらかじめご了承ください。

また、副反応予防の観点から、初回は2.5mgからの開始を推奨しています。

※金額はすべて税込み表記です。

2.5mg
(1箱2本)

¥4,300
(¥2,150/本)

2.5mg セット
(6箱12本)

¥23,400
(¥1,950/本)

5mg
(1箱2本)

¥8,600
(¥4,300/本)

5mg セット
(6箱12本)

¥48,000
(¥4,000/本)

7.5mg
(1箱2本)

¥12,200
(¥6,100/本)

7.5mg セット
(6箱12本)

¥69,000
(¥5,750/本)

診察料

¥1,100

オンライン配送料
(クール便)

¥1,100

オンライン離島配送料

¥2,200

監修医師・参考文献

清水聖童3 e1756794755426

執筆・医学監修

ライトメンタルクリニック 渋谷本院 院長

更新日:2026/09/14

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・American Psychiatric Association. Internet Gaming. DSM-5-TRではInternet Gaming Disorderを「今後の研究を要する状態」として位置づけている。

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